Shangri-La １９９８年ログ・ブック

　　　　　　
シャングリラ納会　（12.12）
ＣＭ撮影記　（7.22）
９８パールレース航海記 (7.18〜7.21)
シャングリラX　沖縄へ行く
沖縄クルージングの想い出
沖縄クルージング予定＆速報
春の整備
丹羽さん三回忌
シャングリラ蟹大会
お正月 in ＶＯＣ
　　　　　　　

シャングリラ納会　(1998/12/13)

　 12月12日（土）にシャングリラの納会が行われました。老若男女合わせて約６０名が参加した、楽しいパーティでした。代表オーナー佐々木さんの挨拶の後、皆で食事に話にと時間の経つのを忘れるほどでした。途中来年メルボルン〜大阪ダブルハンドレース出場の徳子さん・智ちゃんの紹介と、激励の花束贈呈が行われました。今回は、仮装・変装大歓迎ということでしたが、中でも吹原夫妻の仮装が評判でした（ちーちゃん女子大生？優さんノストラダムス？？）最後に恒例のプレゼント交換を行い散会となりました。
幹事役和夫君ご苦労様でした。
 納会風景
吹原夫妻 パーティ料理 　　　　　

ＣＭ撮影記　（1998.7.22）

　　　　　　　　　　　　　　　　　 ７月２２日（水） 暑い。日本の夏ってどうしてこんなに暑いのだろう。久しぶりに体験するこの蒸し暑さ。もう体が忘れてしまったのだろうか、耐えられない。その上、直射日光が照り付ける桟橋の上で、どうして丸１日過ごさなければならないのだ。とにかく暑い。優さんと二人っきりの熱ーい夜（？）を過ごした翌朝。杉原さんが仕事をサボって、もとい、仕事の忙しい合間を縫って、“オープラス”のＣＭ撮りに駆けつけてくれました。これでメンバーは優さん、藤田さん、杉原さんと船の上では全く役に立たない私の４名。パールレースにて、初めてオーバーナイトのロング・クルージングを経験した私は、まだ体が揺れている。座っていても立っていても、船の上でも桟橋の上でも、陸に上がっても、三半規管が狂ったまま。真っ直ぐに歩けない。残り物で朝ご飯を済ますと、隣のポンツーンからダダッ、ダダッ、ダンダンダダダダーーーと騒音。思わず優さんが“ポンツーンの上を走るな！”と怒鳴ろうとしたら、“オープラス”のＣＭ撮りが始まっておりました。この騒音の主がスーパー（のチラシ）モデル君、２４歳。彼に対する私の第一印象、“・・・何か違う。”このインスピレーシ ョン、結構仲間内では一致したものの様ではありますが・・・。いよいよシャングリラＶを使っての撮影開始。もう陽はずいぶん高く、お昼も近い。スーパーモデル君も動きがぎこちなく、この暑さの中、苦労しているみたい。船を追い出された私たちは、ビール片手に桟橋の上にて、無責任な批評を繰り返している。私“あの子、高校生かな。何かあんまり船乗りって感じじゃないよね。”優さん“３日間ぐらい貸してくれたら、ここと熱海を往復して、もうちょっとそれらしく鍛えてやるんだけどなぁ。”お昼に食事を兼ねた小休憩。スタッフの人達はボートハウスの前で、商品撮りを続けているが、スーパーモデル君はさっさと車に乗ってお昼ご飯を食べに出かけた模様。私たちは昨夜Ｊｒ．から貰ったシイラを調理し、素麺で軽く済ます。午前中の雲がやがて雨に変わり、雨が過ぎると今度は雲一つない快晴に。照り付ける日差しを遮るものが何もない桟橋の上はますます暑くなるばかり。それでも午前中の曇り空の下での撮影に満足しないスタッフ達が、午後からギラギラ太陽の下で全く同じシーンの撮り直し。またもやビール片手に桟橋に追いやられた私たちはうだうだ・・・。せっかくパールでは日 焼けから免れたこの両脚や顔までも、今日こんなに長時間炎天下にさらされたら焼けてしまう。それにしても暑い。じっとしていても汗が噴き出てきて、もう気持ち悪い。シャワーを浴びたいよ。夕方になり、夕陽を撮りたいという事で、いよいよシャングリラ出港。藤田さん、例のごとく、テレビ愛知の女性スタッフのナンパを試みるが、あえなく失敗。（彼女はなかなか感じのいい人でした。）人数の少ない出航となり、少しでも役に立とうと頑張ってはみるものの、何をしていいのかわからない。ジブを出すときに優さんから“ロープをウィンチに巻いて引っ張って。”と言われて巻けば左巻き。再度挑戦してもやっぱり反時計周りに巻いてしまう私。藤田さんからは“ひらがなの‘の’の字に巻くのよ”といわれ、納得はしたものの、きっとまた同じ失敗を繰り返すんだろうな。極めつけは、撮影も無事に済み、いざ桟橋に戻る段になって、フェンダーをぶら下げたまま突っ立ている私。杉原さんに“何してるの？”といわれ、“舫結び出来ません。”“ウッソー。うちの４歳の子供でも出来るよ。”自分の無能さを充分に露呈してしまった一日でした。それでもこの夏、初のロングをパールにて経験し、 夜のワッチの時に見た星空の素晴らしさと（英語で天の川を“Milky Way”とは上手く言ったもんだと妙に感心したし、星座がわからないくらいの星の数の多さにびっくりしました。）遂に習得した舫結び、（飛行機の中でロープ取り出して練習してたら、危ない人だと思われた。）それに日替わりでロレックス、パテックス・フィリップス、ブルガリなどの高級ブランドを楽しめる白い時計（外したくても外せないのがやや難点）が私にとって大きな収穫でした。もうちょっと頑張ってヨットをやろうかなーという気になった２ヶ月です。尚、このＨＰを読んでシャングリラをＣＭなどに使いたいと思っていらっしゃるあなた、当シャングリラグループでは、船だけではなく、大変個性的なタレントも数多く揃えております。おひとつ、如何ですか？　　　　　　　　アイドル礼子 　　　　　　　　　　

９８パールレース航海記　(1998.7.18.〜7.21.)

　 佐々木、和夫、陽子共著、吹原校正による、９８パールレース航海記です。
佐々木さんがＶＯＣでモバイルパソコンに挑戦して書きました。

　　　　　　　航海記はここをクリックして下さい		 　　

シャングリラX　沖縄へ行く　（公式沖縄航海記）

　　　 昨年、種子島クルージングに出かけることになった時、時間がとれず、直前に泣く泣く参加を諦めた西、藤田の二人が「よーし、来年は沖縄へいくぞー」と叫んだのが、ことの始まりでした。今年もドタキャンしそうな二人でしたが、言い出しっぺの責任から、絶対参加する、を表明。これを受けて計画は進み、メンバーそれぞれに予定をたてて、ゴールデンウイークは沖縄で、となったのです。

　　　　　‥‥　この続きはここをクリックして下さい（長文のため別ファイルにしました）		 　　　

沖縄クルージングの想い出
　　　　　

　　　　　 キャビンから外を覗く。テーブルの上には、重ねられたグラスが６つ。直射日光を一身に浴び、誇らしげ。万事快調。『こんな事はね、ずーっとは続かないよ。』誰かが背後で、呟いた。ワッチの組が決まる。優さん、徳子さん、そしてマスオさん、暫しのお別れです。夕食後、説明を受け、私の初めてのワッチの始り。藤田さん、和男さん、『宜しくお願いします。』夜光虫を引張って、シャングリラが進んで行く。その余りの数で、セールがその光で浮び上がっている。『空から眺めたらどんなかしら…？』『そうだ、このセールをスクリーンにして映画みてみたいな。』『どんな映画がいいかしら』想像が巡る。そうこうしている内に、２時間経過。藤田リーダーに教えられ、北緯・東経を書き込む。地図に自分達の居る位置が記入出来た！灯台のフラッシュを見ながら、確認してみる。当然の事なのに、感動してしまう。嬉しい。自分の頭の中に地球儀がサーット登場、その場所にシャングリラを置く。これが、知識と体験との違いなのかな。他にあまり船もなく、同行船があると、楽しい。遠くにゆらゆらしている光、そしてついてくる。ティンカーベルみたい。私達の組は、おしゃべりして騒い でしまい、優さんを起してしまう。仕事をやっているのか心配で、我慢できなくなったのでしょう。『楽しそうだなー。』と、ひょこっと顔を出し、決して怒らず、一言。ごめんなさい、優さん。何回目かの交代。あれ、カッパ！！！とうとう雨です…。 I'm singing in the rain♪となればいいのですが…。油津入港。正人さん、“お客様”を連れて登場。このお客様が、この後、とんでもない事に！＊優さんの怒りのコーナー（きっとあるはず？）を参照しましょう。雨の合間を縫って、給油、出港。相変わらずの雨、レーダーにしっかり雨雲が映っている。手足もふやけ、雨が顔を伝って入り込む。気持ち悪い、体中べたべたする。ああ、お風呂入りたーい！藤田さんが『ポケットにお風呂沸かしてあげるから入る？』と。ご辞退させていただく。益々の大粒の雨、そして波が高くなってくる。エキサイティング！頭の中でオペラ魔王が大音響でかかっている。何だか、この感じ覚えがある。むわ〜って上がって、バーンって落ちる。小さい頃乗ったデパートのあの乗り物。そして、正座をして前を向き、バランスを取っていると、乗馬をしているみたいで、次の波はどんなかなー。っと面白くなってくる。スプレーが上手に避けられない、思いっきりタイミングがずれて被ってしまう。あー、しおしおです。船主で波がドーンとはじけるシーンを撮りたくてカメラを構える。何度トライしても、シャッターのタイミングが合わず、断念。雷が笑っっちゃうく らいの光様。雨が降ってるのに、星が見えるねと話す。後で、優さん達の話を聞いてこれは大きな勘違いだと分かる。雷でチカチカしてありもしない星が見えたのでした。恥ずかしい。正人さんのリクエストで、雨の降る中、マンボにＢＧＭを変更。足には鳥肌が立っているのに、折角持ってきたからと、ショートパンツ。残された時間が僅かな、正人さん、どうしてもトロピカルがしたいらしい。健気です。私は、まだまだ先に期待して、そのうち晴れればいいわ。と安気。暫くして、雨の中のマンボは変えられたのでした。空しかったのでしょう。会話もなくなり、じーっと暗闇を見ている。船も見えない、何も見えない…。徳子さんの声で目が覚める。本当にすみません、寝てしまいました。しきり反省。私達の食事も作り、オフになると速攻で寝てしまう私より確実に睡眠時間も短いのに。改めて、徳子さんのすごさを実感。おそるべし、徳子様。
奄美大島。クルージングワールドで見つけた伝説のアニイのお出迎え。正人さんは、幻のトロピカルのままお別れです。ここから新しいみんなと合流。まだまだ、小奇麗です。アニイがテキパキと釣り班・シュノーケリング班に分けて、あっと言う間にさらって行く。夕方、アニイが『落ちてたよ。』と魚をバケツにいっぱい届けてくれる。早速、亀山さんが捌く。アニイが隣で包丁を握る。あっという間に鰹を吊るし切りし、なんと姫ブダイの鱗を手で毟ってしまった。綺麗な姫ブダイの鱗。乾燥させてポストカードに貼って、さて、誰に送ろうかな♪奄美大島を後にする。島の切り立った崖の上に、何か白い物が動いている。昨日、味噌仕立てで頂いたやぎでした。ご馳走様。島で、雨の合間を縫って、遊ぶ。テンダーで快調に上陸したものの、訳あって復路はオールが手に握り締められていた。海上保安庁のいじめです。いよいよ宜野湾に向け、出発。朝食を食べながら、マヒマヒの卵の話をして、 offの私とみんちゃんは、おやすみなさいとキャビンへ。すると直ぐに、エンジン音に変化が！“マヒマヒの卵付き”が揚がっていた。いよいよ、トロピカル本番かな？宜野湾に入港。またまたカッパ着用の入港です。入港時は、カッパというのが定着してしまったようです。多香江さんと西さんが太陽を従えて登場。パチパチパチ。レンタカーで国際市場に行く人、マリーナで寛ぐ人。私は大好きなお散歩へ。戻りがてら、サンセットにはどうかな。とすぐ傍のビーチをぶらぶら。シャングリラに戻るとすぐ先のmabelle mamanというカタマランのオーナーがサンセットクルージングのお誘いに来てくれる。優さんのお許しを得て、藤田さん、加藤先生と暫しの、クルージング。オーナーの奥様、まあ、ほんと、美しいママン。セーリングはほんと、気持ちがいい。真っ赤に落ちる太陽は見られなかったけど、雲に反射している太陽は、綺麗な模様に分散している。ＢＧＭは、波の音。ざわ〜ん、ざわ〜ん。みんな黙ってそれぞれ自分の世界に浸っている。明日向かう慶良間群島が見えている。
慶良間群島の古座間味。アンカリング。雨の為早めの宴会。明日は、どんな事が待っているのでしょう？ね、加藤先生。宴会の合間に、外に出てみる。雨も上がり、空にも海中にも星。つるりと夜の海に滑り込み、漂ったら、きっと最高。みんなの騒ぐ声が、返ってここの周りだけを別世界に創り上げている感じ。今日は、いい天気。ビーチに上陸です。私達は、気になっていた島の展望台を目指す。ケイトラが通り過ぎる。玲子嬢が行動を起す。ヒッチハイク成功。みんなぞろぞろと荷台に乗せてもらう。山道を風を切って走っている、眼下には碧い海に浮ぶシャングリラ。私には、アーサーランサムの“つばめ号とアマゾン号”のイメージ。散歩からビーチに戻ってみると、優さんも痛々しい足でビーチに。もう一人増えるかも、と指差したそこには…ツーショット。さすが、シャングリラ。勧誘成功、一路座間味湾へ。彼女が乗ったので、すっかりみんな浮かれモード。観察して楽しむ。ふ〜ん、そうなのか。なるほどね。藤田さんのお誕生日のカウントダウンをする。優さん、あと３分のところではしゃぎ疲れたのか、寝てしまいました。４９才の誕生日を、気の会う仲間とこうやって祝っている。素敵 。私達が帰った後、弟子の和男さんからも花束。座間味を散策し、小学校のグランドに座ってポストカードを書く。『こんにちは。』顔を上げると、笑顔で通りすぎていく先生。こういう処では、切れる事件は起こらないでしょう。いよいよ帰らなくては行けない朝。みんなで早起きして、展望台のはしごをする。優さんが呆れて、『なんで海に来て、山へ行くんだー？』ほんと、何でかな。クイーン座間味が入ってきた。居残り組みが、お見送りしてくれる。私は何日かぶりに靴下を履き、なかなか馴染めないでいる。『本当に帰るのかしら？』優さん、田代さん、藤田さん、何処から見ても立派なウミンチュです。さようなら〜。私の初めてのロングクルージング。こんな能天気に、なんの不安も無く、楽しく過せたのは、皆様のお陰です。普通では体験できない貴重な体験を、ありがとうございました。
来年シャングリラは、何処の海に浮んでいるのでしょう？ 『ようこちゃ〜ん、交代ですよ。』エンジン音の中に徳子さんの声が聞こえる。『ああ、起きなくっちゃ。』帰ってからもたまに、こんな声で目が覚めました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みーあ姫　		 　　　　　
　　　　　　　　　　　　　 ゴールデンウィーク前とはいえ、仕事を長期休むということに一抹の不安といかに根回して承認をとるか、頭の中ではかなりの部分をこの二つが占める数週間を過ごした。自分でも関心するぐらい遊びになるとアイデアの宝庫となり説得力をいかんなく発揮する頭に妙に自信を持つ事ができた。時間がたつのは早いもので、４月２５日の朝を迎えた。初めて家族を残してヨットに乗る。子供がヨットと沖縄の海よりも学校を選んだためではあるが。羽田でチェックインする時に、「鹿児島から奄美大島への飛行機は飛ばないかもしれない」と白い歯がよく似合うお姉さんが、にっこりと微笑みかけながら、気象状況を教えてくれる。マニュアルの威力を感じつつ搭乗する。ここでも、マニュアルの申し子のスチュワーデスが微笑みかける。自分一人であると思うが、妙にひっかかる。曇天の奄美大島に着く。わかっているとはいえ、やはり夏の藍さを期待する。天候を考えれば、夕方までは島内観光ができるぞとビールを飲みながら島内の地図を見る。名瀬市に向かう。飲み屋が多い。時間も時間で準備中ばかり。喫茶店でビールを飲みつつ連絡を待つ。観光に関してはセンスがない。薄暮の時間に港へ向か う。この日から合流する仲間と港で落ち合い船を待つ。闇夜の前にヨットが着いた。羽田のお姉さんよりも的確に天候がどうであったかを言葉なく教えてくれる。一日の休憩を入れ沖縄宜野湾へ。結婚をしてヨットにのるようになったが、いつも日帰りの海水浴。数日とはいえヨットに対して違う感覚、新しい発見に期待しつつの出港。海はいい。とにかくいい。ビールもまた美味い。快調にヨットは進み、のんびりと左右の景色を眺めているとやけに早い船が来る。海上保安庁との事。確かに新しい経験であるが、あまり気分がよいとは言えない。取りたてて何もなく時間調整とちょっとした遊びのため湾に船を留める。夕食もここでの予定である。のんびりしている処ににまたまた、海上保安庁のおでまし。色々と聞いていく。まるで酒を飲んでいない事が悪い事かのように検問する飲酒運転取り締まりの警察のようだ。仕事とはいえ、マニュアル通りに事を運ぶ。５０を過ぎているであろういい大人は可愛くない。自分でも可愛いとは思っていないだろうが、税金を納めている人間が納得できる話方ができる人間を担当としておかなければ車社会も船の社会も発展はない。彼らにすれば、年功序列社会での生 き方かも知れないが。ある面納税者にたいしての営業であると思って欲しい。営業は会社の顔なのだから。羽田でのお姉さん達の微笑みは許せる気持ちになった。そうこうしているうちに宜野湾に向、錨を上げる。夜のクルージングは、如何にもありふれているが、神秘的であり、闇夜の墓場で何かあるのではと思わせるのに近いものがある。それと、島々の灯かりが蛍のようで夜光虫との対比が面白い。水の音がなければ、海のうえか陸かわからないかのような穏やかな海だ。夜が明け雲の動きが手に取るようだ。どうも雲のなかへ向かっている感覚を覚える。梅雨のはしりのような天候だ。今の時期沖縄は最高の時期と聞いてきたのに。それでも初めての地は楽しみだ。宜野湾で一日休憩する。那覇市内へ買い出し兼観光へ。みんなと市場へ行く予定が、一人取り残され迷子のようだ。もっとも、お土産屋の試飲泡盛を飲んでいるうちに取り残されたのだから仕方がない。仕方がないと思いつつ、泡盛専門店でまたまた試飲。あまりに強い酒なのでチェイサーとしてビールが飲みたい。ブツブツとわがままを言いつつ市場を覗き待ち合わせの駐車場へ。夜は、沖縄の街と味を楽しむため、外へでかける。街並み 、言葉そして豚肉料理。東京の飲み屋で食べた物とはちょっと違う。美味い。街も新鮮だ。若干酔いながら明日のケラマを楽しみに寝る。ケラマの海は、青でなく藍かった。透明度も高く海でこれだけ魚が見えるのは経験がない。ただただ驚くばかりだが、ついでに魚釣りでも何故食パンで釣れるのか、魚が人間になれているとしか思えない。魚にもマニュアルがあって人間がきたら、模様をこう見せて、餌はパンかビスケット、目の前にエビのような物がきたら食べてはいけない、なんて。今回の旅での一番の勉強は、マニュアル通りの振る舞いが許されるのは、可愛い物・者だけである。そうでなければ、考える力、説得力、知識をつけなくてはいけない。最も自分の場合許された時期があったかどうか、怪しいけれど。晴れの日は少なかったけれどそれなりに日に焼けた姿で帰る日を迎えた。またこういう日を迎えたい。そのためには、何をすればいいのかよく考えて毎日を過ごしたいと思いつつ那覇空港でビールを飲む。追記真っ直ぐに家らずいつもの渋谷の焼鳥屋へ。タドンと言われつつビールを飲む。とにかくよく飲んだ一週間だった　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　by　亀山 　　　　　　　　
　 沖縄といえば「南の島」、もちろん灼熱の太陽がセット！だと思い込んでいた私。ところが飛行場に着くと生憎の曇り空そして開口一番地雷を踏んでしまいました。(-_-;)
　　　私　　　　　「なんで曇ってるの!?太陽は?」
　　　優さん　 　「雨が降ってないだけいいと思え！」
この一言で我に帰った私。そう言えば回航中は雨に祟られていだんだっけ。昨日も確か雨のはず何よりも太陽を待ち望んでいたのは優さん他回航してくださった方々能天気な私の暴言をお許しくださいませ。m(__)m 　この日は終日沖縄本島散策。公設市場で見たカラフルなお魚達、独特の味のゴーヤージュース。中国様式の守礼の門。難解な方言。う〜ん、沖縄へ来たぞという実感。　翌朝、慶良間群島に向け出発。米軍の飛行機がガンガン飛んでいる。ここは基地の島。座間味島の古座間味沖にアンカーリング。午後からは生憎の雨。雨が上がった隙を狙ってちょっとだけ上陸。すばらしく透明な海に感激し、明日の晴天を願う。　翌朝目覚めると素晴らしく良い天気！これでこそ夢にまで見た南の島のあるべき姿。午前中は散策部隊とシュノーケリング部隊に分かれて行動。私は生まれてこの方２回目のシュノーケリングに挑戦！市場でみたようなカラフルなお魚達としばし戯れる。その後座間味港へ。ここで私の旅は終了！何とも短い２泊３日の旅でした。半病人の私を快く迎えてくださったShanguri-laの皆様と毎回特別メニューを作ってくださった徳子さんに感謝すると共に、回航メンバーの皆様にも最大級の感謝です。楽しい旅をありがとうございました。m(__)m 追伸：琉球エアコミューターは貸切でとっても楽しかったですヨ。座間味港へ迎えに来てくれたマリンバスはバスとは名ばかりの漁船！阿嘉島へ着いたらその漁船の運転手さんがボロボロのバスを運転して空港まで送ってくれました。私は内心その運転手さんが飛行機まで操縦するのではと心配していましたが大丈夫。ちゃんとパイロットさんが別にいました。9人乗りのプロペラ機は貸切で那覇空港まで１５分。乗り込むとパイロットさんが冷えたお絞りをくれました。ついでに「この度は琉球エアコーミューターをご利用頂誠に有難うございます・・・」なんていうアナウンスまで。飛行機の中から見る景色は絶景で料金は￥7,500-。那覇空港到着後は大きなバスでちゃんと国内線のロビーまで送ってくれます。是非一度お試しあれ！　　　　by　多香江		 　　　　　　　　　　　　　
　　　 下山村の鈴木です 沖縄へは、 私にとって久々のロングクルージングです。職場に長期連休に合せて休みを取る人がいなかった事と、下山村綱引きチーム（私、現役有力？選手なのです・・・）が高齢化に伴い、休眠状態のため参加する事ができました。４月２５日の『奄美』からシャングリラに乗り込みましたが、古仁屋で丁寧に出迎え、見送ってくれた海上保安庁の方々、顔を忘れる暇も無く、再び挨拶にこられ、海底のサンゴを眺めながら、のんびり遊覧の予定が、クモの子を散らすように上陸、散策に没頭したあの一時や・・・、『古座間味』でやっと見た南国の太陽と、表現出来ないほど透明感のある、感動的ともいえるあの海。そして、入り江には、縦じまハルがチョット気になる我が『シャングリラ』・・・などなど、あっと言う間の１週間でしたが、今回、久々に楽しく過ごすことができましたおまけに、風呂上がり鏡を覗いたら、日焼けした『シーサ』もいました今回、特に回航して頂いた皆さんには、心よりお礼申し上げますすばらしいクルージングありがとうございました！　　　　１９９８／５／２６ 　　　　　

沖縄クルージング予定＆速報　　　（写真はこちらへ）

　　　　 4月20日 月 ＶＯＣ出港 　 0500　志摩ＹＨ出港．メンバーは吹原艇長以下藤田、徳子、和男、陽子、ますお計６名．
4月21日 火
4月22日 水 　　　鹿児島から奄美までは前線に遭遇し結構大変だった
4月23日 木
4月24日 金 　　　２４日夜半から２５日朝にかけては４０ノットの風と５ｍ（Max7〜8m）の波と戦う
4月25日 土 奄美大島 　　　２５日到着組が着く頃は天気も良く、皆ルンルン気分で合流　　　
4月26日 日 　　　２６日は小整備を行い明日からの沖縄行きに備える
4月27日 月
4月28日 火 沖縄 1600　沖縄宜野湾マリーナ着．かなり雨が降っている．
4月29日 水
4月30日 木 慶良間 慶良間群島に向け出発．午後から雨．
5月 1日 金 　　　Goodな天気．古座間味ビーチで遊ぶ．島内探検隊．午後座間味港へ．
5月 2日 土
 　　　朝島内散歩．連休後半隊と入れ替わり．
5月 3日 日 　　　トロピカル・アイランドで遊ぶ．
5月 4日 月 宜野湾着 地震・津波警報を聞き早めに座間味を出発．　1400　宜野湾マリーナ着
5月 5日 火 　　　空港への送迎．出航のための買い出し．
5月 6日 水 沖縄出港 0800　宜野湾出港
5月 7日 木 1300　奄美大島出港一路ＶＯＣへ
5月 8日 金
5月 9日 土
5月10日 日 ＶＯＣ着 0500　ＶＯＣ無事到着．回航メンバーの皆さんご苦労様　(^_^)／

　

春の整備(98/03〜04)


　　　デッキのペンキ塗り
　　　 _
　　　　　船内整備
　　機関長頑張れ！

丹羽さん三回忌(98/03/07)

　　時の経つのは早いもので、もう我々の大先輩、我々の仲間、丹羽さんが亡くなられて、もう三回忌を迎えます。
　　そして、３月７日我々シャングリラグループで三回忌を行いました。当日は、良い天気でしたが、少し風の強い中、
　　シャングリラ・ジュニアと、「丹羽さんポイント」に行き、丹羽さん大好物のお酒とお花を奉げ、冥福を祈るとともに、
　　ご挨拶をしてきました。（丹羽さん、久しぶりのお酒で二日酔いをされたのでは？）
　　そして、帰ってきて徳子さんお手製のちらし寿司を食べ、飲みながら、そして、午後には、山ちゃん、陽子さんも
　　来てくれ、丹羽さんの話しに花が咲きました。
　　そして、翌日は、整備を行いました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　by　佐々木

　　　
丹羽さんポイントで、丹羽さん大好物のお酒と
お花を奉げ、冥福を祈る

　　　　丹羽さんの写真を囲んで昼食

シャングリラ蟹大会(98/02/07)
　　
　　参加者は、優さん千鶴子さん、藤田さん、徳子さん、田北先生、パンダの楠川さん、陽子さん、満美さん（蟹を剥くのが好き
　　なのです！）
　　田北先生が、生きているたらば蟹を仕入れて来て下さいました。まず、藤田さんが、生きてるたらばと格闘、解体しました。
　　5キロのたらば蟹（体長1.1m)をお刺し身、しゃぶしゃぶ、焼き蟹にして、満喫しました。　　　　　by　yoko

　　　　　　　　　

お正月 in ＶＯＣ

　　　９７年の年末からお正月にかけて、たくさんの仲間がＶＯＣに集まりました

　　　　　　　
　　　　　　　ことしもよろしく！		 　　
　　　徳子さん＆礼子ちゃん
　　　　　
　“両手に花”状態の藤田さん