１２月２２日冬至の夜、恒例となったイルミネーション・パレードが行われました。参加艇９艇。シャングリラＶも参加しましたが、乗艇者は以下の人達でした。
　吹原、千鶴子、浩、玲子、あや（玲子友達）、内山田、英子、法子＆博美（英子友達）、
　藤田、天木（綾波）、杉原、満美、礼子、多香江、徳子の１６名。
実は前日の雨が上がった後の、西高東低の気圧配置に北西の風が吹き出していました。艇長会議に出席する吹原さんに、「頑張ってきてね」と気合いをかけたのですが、「負けたァ」と帰って来ました。参加艇のみんなは燃えていて、取りやめの気配など全くなかったとか。寒いよね、嫌だなあ、などとシブシブの出港です。そしてトラブル発生。エンジンの冷却パイプが２ケ所で破れました。お昼御飯を終わった後、ビルジが異常に増えていたのでチェックしたところ、冷却パイプの取り付けが緩んでいて直したのですが、それとは別に新たに発生したトラブルでした。不審顔のシーファーラーを先に行かせ、伴走の清虎には「ひょっとすると不参加になるかもしれない」と伝えましたが、藤田さんの修理実ってギリギリでパレードの列に加わりました。南勢町の前の湾を２巡りして田曽へ。このコースは追風なのでそれ程寒さを感じなかったのですが、葛島を左に見る帰路は完全な向かい風、冷たさが襲ってきました。それでも点在する筏を確認しなければならず、みんなデッキに残って良く頑張りました。パレード終了後のクラブハウスでのパーティは、ビールよりも熱いお茶、豚汁が受けたのは当然だったと言えるでしょう。
翌朝、８時に英子さん達３人組は所用があるとか、ヴィーヴルを離れましたが、残ったメンバー総出で船内大掃除に取りかかりました。風はもう落ちていてお陽さまがポカポカ、でも気温が低いので清涼な大気の中へ、先ず寝具干し。冷蔵庫、炊事道具入れ、食料庫の中身を引っぱり出し、不要品の処分、特に２０００年消費期限の食べ物をドサリとゴミ袋へ。サッパリしました。午後仕事を終えた後のお疲れティ・タイムでシュトーレンと紅茶を楽しみ、五月雨下船で解散となりました。
今回の食べ物。
　土曜日昼：丸餃子、キジ焼き丼、ワカメスープ。
　同おやつ：お手製シュークリーム（ラッキーな人には生チョコ入り）、コーヒー。
　同夜食　：シャンパン、特大いちご、ワイン（赤、白）、ガーリックラスク、アオサ煎餅、
　　　　　　日本酒（呉春）、焼酎（鳥飼い）。
　日曜日朝：パン（黒ゴマパン、カンパーニュ）、コーヒー、林檎（各種）、ハムキッシュ。
　同昼　　：アサリ・リゾット、餅入り葱汁、ヨーグルト。
　　              闇さぐり風に凍えしパレードや        徳子

今年も早いもので、もう師走。いい加減聞き飽きた感のある、“２１世紀最初の…”と言うフレーズも、ようやく終わろうとしています。で、やはりトリは“２１世紀最初のシャングリラ納会”。新世紀最初に相応しく、例年とは違った雰囲気の中での納会でした。今回、忙しい中、トヨタのＷ英子ちゃんが会場を押さえてくれたり、お店と交渉したりと、いろいろ活躍して下さいました。会場は伏見にある「飯場」という、ちょっとタイムスリップ気分を味わえる、趣の変わった居酒屋さんです。我がシャングリラグループの宴は銭湯の脱衣所風のお部屋ではじまりました。
優さんの名（迷？）司会で進行、最初に内山田さんの音頭で乾杯です。その後、日比野さんからの会計報告などがあり、今回のハイライト！…になるはずだった、２００３年メルサカ藤田さん西さんの参加の報告が本人達抜きで行われました。お食事の方も進んでいき、お刺身、サラダ代わりの茹で豚、カモの鉄板焼き、各種串揚げetc.…。お雑炊などもありましたっけ。何となく不思議だったのはデザート。一見すると雪見大福風なのですが、食べてみると中はアイスクリームではなく、かといってあんこでもないので、大福ではなく…。アレは一体何だったのでしょうね？でも結構美味しかったです。
さて、食事も一段落したところで、恒例のプレゼント交換。変わった形のチョコレートありいの、アメリカ土産ありいの、オーストラリア土産の筈なのに何故かmade in Chinaの物がありいの…。最近のシャングリラグループは随分とグローバル化が進んでますね。毎度のことながら、￥５００という、決められた金額の中で皆さん、かなりご苦労されてますよね。趣向を凝らしたプレゼントに毎回感心させられます。
宴もたけなわ、お酒が進むとほとんど無礼講状態になってしまいます。子供達はテーブルの下に潜り込み、狭い部屋の中を走り回るわ、酔って絡んで女性の上着を無理矢理剥ぎ取るおじさん達はいるわ、デジカメでローアングルから女性を撮っている不届き者はいるわ、もう収集のつかない大騒ぎ。この時の騒ぎで負傷者が数名出たとの情報もありますが。（フネでも、陸でも、生傷の絶えないヒト、いますよね〜。）
あっという間に２時間は過ぎてしまい、それぞれ二次会に行く人、帰る人、（もしかして）その足でデートに向かう人（？？）、納会はお開きとなったのでした。　　　　by　礼子姐
　　　　日　時：　２００１年１２月８日午後７時〜
　　　　場　所：　飯場（御園小学校向かい）
　　　　参加者：　（順不同、敬称略）〔中学生以下〕
　　　　　　　　日比野、杉原、市芳（しほ）、玲子、川角、カズ、酒井、ミン、
　　　　　　　　正人、美咲、〔洋平、星海、南海〕、徳子、礼子、吹原、ちぃちゃん、
　　　　　　　　西千恵、〔航平、環地、海先〕、岩瀬（トヨタ）、やっちん、〔良子〕、
　　　　　　　　英子（水、トヨタ）、内山田、奈尾（トヨタ）、坂崎、英子（横、トヨタ）
　　　　　　　　浩ィ、満美、さゆり、植田、〔祥子〕

２００１年もあと１ヶ月を残すのみとなりました。２１世紀最初の師走、第１週目は皇室に内親王がお誕生になったり、３頭目の狂牛病の牛が見つかったり、元ビートルズのメンバーのジョージ・ハリソンが亡くなったりと、非常に慌ただしい１週間でしたが、VOCでも世間に負けず劣らず、賑やかな盛り沢山の週末となりました。
今回の参加者はお蕎麦職人の橋爪さん、橋爪さんのクルーの八重さん、Do Doの松永さん、吹原夫妻（注：ちぃちゃんはトキメキの同窓会参加の為、金曜日の午後７時に帰名）、日比野さん、藤田さん、杉さん、ヒロシィ、通称“ピンクピンク”の英子ちゃん、玲子ちゃんに私、（アイドル礼子改め）礼子姐さんでした。
ポカポカ陽気の、過ごしやすい週末だったせいか、２３号が非常に渋滞していたようで、豊田発お昼ご飯運搬組がなかなかフネに到着しません。ぼんやりのんびり過ごしていると、さあ、事件発生。藤田さんが２００３年メルサカのエントリーフォーム（英文）を持ってきたのですが、既に西さんが記入した部分のスペルミスの多いこと！必要事項を記入し、間違い部分を訂正するのに３０分もかかってしまいました。特に爆笑物の間違いは、Skipper氏名のところが“kyojun fozita”となっていたことでしょう。「…これって、英語的に読んだら、“キョージュン・フォザイタ”だよね〜。」の一言に始まって、艇名が“ほざいた”なんてことにならなければ良いのですが…。このレース、国際レースだけあって、種々の手続きが英語の場合が多く、英語（正確には米語ですけど）に強いということで、礼子姐さんがグループほざいたのＧＭに就任いたしました。
午後に入って船をボートハウス前のひょうたん島まで回し、続いてVenus、シーファーラーが着き、いよいよ快食海賊の準備です。先ずは新鮮なお魚のセリ市。お手頃な価格で食べきれないほど沢山の魚達をゲットしました。松永さんが慣れた手つきで捌いてくれて、鱸はお刺身とカルパッチョに、アオリはお刺身、グレやカレイは煮物にそれぞれ調理されました。続いて蕎麦打ちの実演。橋爪さんが道具を一式わざわざ用意してくれたので、迫力のある蕎麦打ちを、間近で見ることが出来ました。パフォーマンスに加えて、お味の方も最高！（正直言って、今回参加できなかった人達には申し訳ない程、美味しかったです。）
さてさて、周りも薄暗くなってきた頃、クラブハウスでの点灯式が始まります。川バタ（申し訳ありません、ワードの漢字検索では出てこないので、以下、カタカナで失礼致します。）先生の軽快な司会で式は進行していき、クライマックスの、南勢町長による点灯では不自然な程大声でカウントダウンをし、（理由は見事に騙された玲子ちゃんに聞いてみてください。）ハーバーは彩々のライト達で埋め尽くされました。このイルミーネーション、年を追う毎に華やかさを増していくようです。今年もかなり演出の凝った艇が見られます。例えばVenusはプロジェクターとパワーポイントを使って、セールをスクリーンに見立てて色々な絵を映し出しています。とてもロマンティックで、VOCは冬の間の素敵なデートスポットです。（パーティの最中、藤田さんが２００３年のメルサカへの参加をクラブ員の人達の前で表明し、優勝を宣言しました。藤田さん、西さん、頑張って下さいね。）
場所を船に移動して、酒盛りの開始。居酒屋しゃんぐりら亭とワインバー・Venusを中心に各々夜中まで飲めや歌えやの大騒ぎとなりました。我がシャングリラではお蕎麦をメインにした献立（蕎麦サラダ、蕎麦の実味噌、お腹が一杯でも別腹に入ってしまう美味しい手打ちざるそば）に美味しい焼酎と呉春、Venusには新鮮なお魚の味が生きている白身の蒸し焼き、それにイタリアの美味しいワインの数々が食卓の上に並べられていました。（個人的にトスカーナのワインが大好きで、特に白は絶品でした。）
宴の翌朝、玲子ちゃんと藤田さんが実によく働き、（すみません、私、低血圧なので…）艇内を片づけ、定位置にシャングリラを戻し、午後３時過ぎに離艇となりました。改めまして、蕎麦を打ってくれた橋爪さん、お魚を捌いてくれた松永さん、おいしいワインとお魚をご馳走して下さったVenusの皆様、最後まで騒ぎに付き合ってくださったシーファーラーの皆様、本当に本当に有り難うございました。謝謝。　by 礼子姐

日比野さん、吹原さんのお誕生日を祝う会としての召集がかかっており、８月の内山田さん誕生祝いに、フラダンスでお祝いしてくれた奈尾純子さんが、またまた踊って下さるとのこと。２７日土曜日のお昼には早や、１２人が揃いました。吹原＆千鶴子、日比野、内山田＆玲子、加藤ヒロシィ、杉原、藤田、トヨタ・ゲストの英子ズ（水野＆横山）、礼子＆徳子です。人数の数え間違いがあり、７人分のカツ丼とサラダを１２人に分け合った昼食を済ませると、お天気に誘われてセーリングに出ました。昨日からの天気予報は、秋日和、絶好の行楽日和になるとの予想通りで、五ヶ所湾には夏以上に白い帆影が浮かんでいます。この時期には珍しく桟橋も人が多いので、オーパスの橋本さんは「こんな風に賑やかだとハーバーに活気があって嬉しいですね」との感想を漏らしていました。今回のハイライトは勿論奈尾さんのフラダンスですが、お祝いの食事にはおでんが食べたいという、日比野さんのリクエストに応えて用意したにも拘わらず、ご本人は明日は富士スピードウェイの試乗に行く！と夕方には帰ってしまいました（日比野さんが帰る前に、礼子ちゃんお手製のバースデーケーキで二人の誕生日をお祝い！）。発表会が間近で練習を休めなかったと、奈尾さんは電車で、入れ替わりに到着。早速、刺身の盛り合わせとおでんで食事が始まり、今夜のメインディッシュは、杉さんが知り合いのソバ職人に頼んで、挽きたて新ソバ粉で打って貰ってきたという生ソバが、１分３０秒の茹で時間を経て、４ラウンドも登場しました。これが本当に美味しかった！　おソバの後、場所をフラットに替えて、奈尾さんのフラダンスです。お誕生祝いにダンスを踊って貰えるなんて、ありきたりのワイン乾杯とか、ケーキとは違って本当に特別のもの、素晴らしいことですよね。（なのに、日比野さんはいなかったのデス。）フラダンスは見た目には動きは緩やかですが、実は運動はかなりのものとか、奈尾さんは汗びっしょりでした。
翌日曜日早朝に、奈尾さん、両英子ちゃん、ヒロシィのゲスト達は帰ってしまい、身内だけになって、今後のスケジュールを打ち合わせました。まだ予定ですが、１１月第３週に、カニ・パーティを兼ねダブルハンドレース激励会を、との話が持ち上がっています。あとイルミネーション・パレードや納会の予定も話題となり、もうそんな時期になったのだなあ、と思いつつ１２時過ぎの解散となりました。
                誕生日祝う宴のフラダンス        徳子

１０月１３日土曜日昼、吹原、日比野、玲子、そしてお久しぶり玲子高校時代からの親友、ユキエちゃん、徳子親子が集合。若者二人がつくったチョレギサラダ、きのこクリーム・スパゲッティでこの週の会合が始まりました。蒼い空高く、秋の気配は満ち満ちていますが、日差し温かくＴシャツ、短パンで十分。食事もコックピットです。午後、若手３人が栗拾いに出掛け、オーナー３人はオシゴトをすることになりました。先ずポリタンクで運んできた燃料を補給し、雨水で満杯になっているシャングリラＳＳから水を汲み出した後、桟橋引き上げです。そして今週の大仕事、オイル漏れしているエンジン分解に取りかかりました。取り敢えずオイル漏れ箇所を調べたところ、ラッキーなことにターボへのオイル輸送パイプからが判明、パイプ取り替えで修理出来ることになりました。「良かったなア。ターボを分解しなきゃならんと覚悟してたけど、一体どうやって分解するんだ？って思ってたもんなア」とは日比野技術者の弁です。若者達が拾ってきた栗はイガ附きのままで、ドライバーとプライヤーを使ってイガから外すと、栗ご飯だア！　と歓声が上がったものの、どの実もじつは親指の爪ほどの小さな山栗でした。包丁、ナイフを総動員して、栗の皮むきなんて始めて、というメンバーばかりで挑戦です。でも、夕飯はドリフティから差し入れのアジの昆布締めから始まって、カツヲのお刺身とチャンコ鍋、締めはウドンとなりました。翌朝酒井さんが会社の中野さんとそのお友達の美保ちゃんを連れ、来艇。シャングリラはエンジンが使えないので、折角のゲストだからと、ゾディアックを借りて酒井さんは、田曽まで海上ドライブです。田曽ではサザエ、アッパ貝、カワハギの干物を買って帰り、お陰で昼ご飯は、この他に、待望の栗ご飯、野菜の炒め物、漬け物の盛り合わせと豪華版。今週もお天気とおいしいものに恵まれ、幸せな２日間を過ごして夕方には解散となりました。
                ちさき実の皮剥き上げて栗ご飯                徳子

久しぶりにメンバーの集会となりました。吹原＆千鶴子、内山田＆玲子、勝戸、藤田、田代＆フミコ、徳子＆礼子です。急に秋らしさが加わったものの、日差し明るく、空は抜けるように高く広がっていました。
２２日土曜日は、お昼ご飯（タラコときのこのスパゲッティ２種、ポークとカイワレのサラダ）を済ませてから、Ｆ−４（フジタ４メーター、別名きんさんぎんさん）パンフレット用写真撮影を挙行、７，８ノットの順風に快走する艇をテンダーで追っかけながら、吹原、内山田両カメラマンがシャッターを切り続けました。セールが大きいのかコシが弱いのか、向かい風では直ぐに４５度くらいまでヒールしてしまいます。ア、アと一瞬思わせるのですが、それ以上、パタンと倒れることはありません。追い風でも大きな紫色のジェネカーを張って快走、さて、どんな写真が撮れたことでしょう。お陽さまが落ちるとやはり秋。コックピットでは寒く、ハッピーアワーはキャビンへと移り、今年のトランスパックレースとテレビ愛知で放映されたパールレースのビデオ鑑賞会となりました。夕飯は朝日屋の特製ステーキ肉を始めとする焼き肉パーティ。今回は男女が５名づつの均等のとれたメンバーでしたが、なんせ若い女性？が集まったせいか、おしゃべりの賑やかなこと。内山田さんの「お前ら、フォクスルへ行け」の命令もなんのその、真夜中過ぎまで話し声が響いていました。
翌日曜日も、秋晴れ、の一言に尽きるお天気です。３連休になるためか、桟橋には人影が多くなりました。さわやかな風に誘われてセーリングに出ることになり、イソイソと、そしてテキパキと準備し、北の風を受けて太平洋上をアビームで、東向けてのセーリングです。こんなアビームでの走りは、五島クルージングの折り長崎へ渡ったとき以来で、気持ちよい帆走に、また遠くへ出掛けたくなりました。でも大した波ではないのに、少しピッチングがあり、マグロが１頭出来上がり。夕飯は久しぶり、お魚が食べたい勝戸さんのためにと、元座へ電話を入れましたが、満員とのことで、またまたしばたへ。お刺身、煮魚、焼き魚を堪能し、最後にはサンマ寿司とイサキ茶漬けの〆で満腹になりました。もう１泊するという田代親娘、吹原夫妻を残して解散、充実の週でした。
        　　　さわやかに蒼の空下ヨット航く      徳子

この週は２組のゲストを迎える予定でした。先ず前日金曜日にゲスト到着時間を確かめるつもりで吹原さんに電話しました。「正人ファミリーは明日、何時に来るの？」と私。
「それがねエ、キャンセルになりました」「はア、なんで？」「夕方、正人の所へ電話したんですよ。美咲が出て、正人はまだ帰っていないけど、明日から予定通りに行きますからよろしく、って言ってたんだけど、つい今しがた正人が電話してきて、家族会議を開いた結果、海行きはキャンセルになったと言うんですよ」「？？？」聞けば、信州奈川村の今年の山の様子が少し異常らしく、もうイノシシが出没し始めているため、土日は急遽、稲刈りをすることに家族会議で決まったというのです。「そんなもん、イノシシ捕まえた方がてっとり早いだろう？取ったイノシシ、フネへもってこいって言ってやったんだけど、そんなオソロシイことようやらん、だって」これで年に１度の正人ファミリーの来艇はなくなりました。
それでもまだ、日月のゲストがあり、また私は来年もう１度乗るにっぽん丸、同乗の田北先生、酒井ミンとの打ち合わせがあるため、土曜日午後、フネに向かいました。吹原夫妻、藤田さんが所在気なさそうにビールを飲んでいましたが、確かにやることがありません。のんびりとおしゃべり、お昼寝の後、買い出しに行き、今夜のメニューはお刺身盛り合わせ、秋茄子とナマリ節の炊き合わせ、きのこと豚肉のいためもの、きゅうりのぬかずけに焼きおにぎりです。
翌日曜日の朝、田代さんがやって来ました。まだ青い空に雲が早く流れてお陽さまを時折隠したりしますが、お天気が悪いという印象はありません。でもラジオの天気予報は台風１６号の接近を報じていました。現在のVOCでは最大の艇、西宮の東さんのサンスターは大勢のゲストを乗せて遊びに出て行きました。それなのに吹原さんのゲストからは、台風を敬遠、出掛けるのを止めるとの連絡が入ったのです、あーぁ。彼女達は昨年もあの東海大水害の日に当たり、中止になっていたとか。今週は全くツイテいないことになってしまいました。午後、真っ白いムスタング、オープンカーで酒井夫妻到着。夕食はしばたへ出掛けました。海が荒れているので魚の入荷無く、なんだか無い物尽くしの感がありましたが、それでも、トコブシ、豚角煮、カツオ・アオリイカのお刺身、焼き干物などを堪能した後、酒井夫妻は帰名。田代、吹原、千都子、私の４人はもう一晩残ることにしました。翌朝は、猛烈な雨に起こされ、とうとう退散です。フラットの窓から眺めると、雨はスクリーンを横に運ぶように流れ降っていました。増しモヤイを両舷にとっておきましたので、それほど心配はありませんでしたが、帰って夕方のテレビで、台風は浜松沖に移動したころから、東に振れることを確信。逸れてくれて本当に良かったと思いました。　　(by 徳子)

今年の夏は暑さに比例したごとく、実に多くの人達がシャングリラ５に集まってきています。８月２日から８日まで亀山ファミリーが楽しんだ後（前回の便りで報告済み）７日の夜から川角ファミリー＆田代。（田代さんはマメ金こと川角ジュニアの釣り他お遊び相手に呼び出されてしまったとのこと、結構本人も楽しんだらしいですが）
１３，１４日は酒井ファミリー＆（工大）順子さん。酒井知恵と高校時代の友達５人に順子サンチのヒロコちゃん、マキちゃん、オーストラリアからのホームステイ中Jensen、吹原、杉原、日比野、川角家１人残った長男カズ君、礼子に徳子と溢れんばかりの大所帯が、昼夜構わずの賑やかぶりで過ごしました。
続く１５，１６日には和夫夫妻ウイズ小百合、＆会社同僚カップル。いつもいつもひょうたん島では面白くないと、相賀を出て南に回り込んだ赤石鼻先のビーチで遊ぼうとしたのですが、うねりが高く、結局は田曽に戻ってしまいました。この日は刀淑子＆ご両親が来艇、夕方には内山田父娘が加わって、またまたの大人数になりましたが、お盆の最中のこと、食事を取れる店はみーんなお休み！酒井さんが見つけた宮川沿いの初代にやっと潜り込むことが出来ました。なお１６日は内山田さんの？才のお誕生日前夜祭（四捨五入すると６０才だそうですが）、初代からフネに帰り、コックピット上でみんなでハッピーバースデイを歌い、バースデイケーキでお祝いをしました。
１７日は朝、内山田ゲストを磯部に迎えに行き、植田ゲストと共に浜島まで行って燃料給油（４５０リットル）後、「八代」で昼食、帰りに御座の海水浴場まで行きましたが、海水浴場周辺に網が張ってあって（ジェットスキー進入対策？）近寄れません。いったん沖にアンカーリングしましたが、うねりも結構あったのですぐに離れ、いつものひょうたん島で少し遊んで帰りました。夜は総勢１８人？で焼き肉パーティでした。実はこの日が内山田の正式の？誕生日。トヨタゲストの奈尾さんがフラダンスのプレゼント。男性陣は勿論女性陣もおおいに盛り上がりました。
１８日は午前中のんびりと「無人島」を使ったセーリングやゾディアックで遊び、昼食を来来軒でとったあと、トヨタ・ゲストを磯部まで送って、船に戻りゆったりと夕暮れまですごしました。ハッピーアワーの後下船。
２５，２６日。恒例のトヨタ秘書室ゲストデイ。今年は北海道からの勝戸さん来艇、久しぶりに来る予定だった佐藤クンはキャンセルで、松永、大竹、鈴木、竹内のお嬢さん達を迎えました。また、山口（旧姓有吉）親子に日比野、吹原、内山田親娘、徳子が予定通り集合。赤石鼻のビーチを目指しましたが、異常に増えたビルジ対策でクジラ（マイティホエール）を右に見て、田曽へ。田曽の港では海祭りの真っ最中、スピーカーを通して音楽が流れ、シャングリラ・ジュニアは藤田さん、竜仁では岡君が体験乗船のお客を乗せて奮闘していました。台風１１号の余韻を残した海で、水は濁り、木っ端が一面に浮いているので、あまり気乗りはしなっかのですが、午後になってようやくひとりふたりと泳ぎ始め、歓声が上がると夏を取り戻した風景になってきました。あさの集合時間に遅れた杉原さんが無人島を無断借り出しのセーリングで到着、体験乗船のお役ゴメンになった藤田さんが加わり、こうなると水の汚れなど、ナンノソノ、デジタルカメラを構える内山田さんの恰好の被写体集合です。遊びました！！
２６日、１０時には来る、という西千恵＆子供たち、酒井夫妻と佐々木淑子、学校時代の友人のナミちゃん、マコトちゃんを待って出港、という時になって、内山田さんゲストが夕方の予定があるとか、残念ながら下船となってしまいました。波なく穏やかな海面に、今夏やっと赤石鼻ビーチにアンカーリングです。ビーチ奥の岩場には滝が流れていたとか、シャングリラＳＳや浮き輪を使って上陸した面々は、海水浴も含めて満足出来た様子でした。帰港の桟橋では礼子が待っていて、今夜フネに残るのは、千恵親子、玲子、礼子です。明日朝は酒井知恵＆男の子５人が来るとのこと、ダブル・レイコ、ダブル・チエの、珍しく若者の集まりになるのを前に、帰るのをグズる人が出てきました。日比野さんを内山田さんに送らせて、吹原さんはやっぱりフネに残ったのでしょうか？　→残りました！！　夕方、日比野、勝戸、内山田は下船し、「はましん」で夕食の後帰りました。この続きは千恵ちゃんよろしく！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(by 徳子)

私はにっぽん丸から帰って、３日後にはパールレース参加の為海に出ました。そしてまた直ぐ、VOCです。東京から７時間かけてやって来た亀山家の子供達は、ヴィーヴルでの予定をたてていて、到着するや、分業体制も出来ておりイルカの浮き輪を膨らませ、プールに飛び出していきました。以下１週間にわたる滞在をあれをやりたい、これもやりたいといったこと、なんとか全てこなしていったようです。
前半２日間は、小林マコト、ススム兄弟とご一緒し、半ばの日曜日を挟んだ３日間には吹原夫妻が応援に、そして最後の３日は田代さんが来てくれました。大人も子供も一緒になって遊びまくった日々でしたが、ひょうたん島では、飛び込みやら葛島までの遠泳？を果たし、プールでの遊び、釣り、シャングリラによるトローリング、蝶々採りと盛り沢山のメニューを満喫出来たようです。また、よく飲み、よく食べたことでした。特に最後の夜となる火曜日、来来軒に行く予定にしていたのですが、なんとお休み！しばたも明かりがありません。仕方なく、五カ所温泉で汗を流した後、主婦の店で、出来合いのお総菜を買い集めてフネで食べることにしたのですが、食べたいものカゴに入れていいよ、と言っておいたため、いろんなものが詰め込まれ、４千円の買い物で大パーティ食となってしまいました。フライ各種、イカソテイ、煮物いろいろ、蕎麦、冷やしうどん、鰻丼、カツ丼、おむすび等。ともあれ暑い日が続きましたが、夏は暑いのが当たり前、それだけ夏らしい思い出を残していったようです。　(by 徳子)

恒例のパールレースは、例年通り７月最終金曜のスタートで行われ、シャングリラも無線担当の本部船として、伴走することになっていました。スタート前日の木曜日、朝６時にヴィーヴルの桟橋を離れました。今年のメンバーは吹原、杉浦、田代（鳥羽まで）私にダブルハンド部門で出場のバッカスを藤田、杉原で回航です。既に火曜日の天気図から台風６号が現れていて、ゆるやかで大きなうねりが出ていましたが、荒れている気配はありません。でも石鏡沖で、早々とレースを諦めてヴィーヴルもしくは南勢リゾートに向かうらしいヨット３バイと遭遇。レース本部に出向くと、キャンセルの申し出が続出していました。今年は久しぶりに６０艇のエントリーがあり、パールレース復活なったかに思われたのに。特にインショアレースの花形たち、それも東海勢が多くレースを取りやめたこと、残念でなりませんでした。天気予報では高気圧に遮られた台風は、東に向かうことははっきりしていて、ヨット本来の機能が外洋を乗り切るものであることを考えると、エントリー全艇にチャレンジして貰いたかったのです。結局３３艇がスタートラインを切りました。先ずダブルハンド部門の４艇が１０時にスタート。残るレーサーたちは１０時１５分にスタートする筈だったのですが、今年は外洋レースとは思えないハッスルぶりで、１回目はゼネラルリコールになってしまいました。２回目の再スタートもあわやと思われる場面になったのですが、スタートジャストにリコール艇５艇のフライングが確認されてレース成立です。
今年は無線担当として常任委員の冨田さん、林さんが乗り込んでくれましたので、シャングリラメンバーは操船だけに専念出来ました。また、テレビ愛知の高橋カメラマンも乗艇。渥美半島から遠州灘にかけては、ゆるやかなうねりで、風も東よりですが、１５から２０ノットの順風、しかし、夕刻が近付き浜岡原発が見えるころになると、うねりが小さくなるのに合わせて波長が短くなってきて、むしろフネは揉まれるようになりました。ロールコールを終わるや、冨田、林のご両人はマグロに。ギャレーの私も、２度ほどデッキに駆け上がってなんとか凌がなくてはなりませんでした。夜中には風は上がって、３５ノットを記録したそうです。これで高橋カメラマンも完全にダウン。石廊埼から神子元島を回り込み、土曜日の朝になると風も落ち、うねりも無くなってきました。レース艇は沖より、岸よりとばらけて、１０数艇が視認できます。しかし、初島が見えてくる頃には完全な無風で、セールをシバつかせるレース艇の苦戦ぶりが感じられました。正午ロールコールでの位置から、関東のラッキーレディ、東海の朝鳥、関西のマキスピリットがファーストフィニッシュにからんでいるようでしたが、結局ラッキーレディが地元の強みを見せてラインオナーに。でもフィニッシュライン１マイル手前から、４時間かかったそうです。シャングリラグループでお馴染みの艇のうち、滝本さんの乗った夢ひょうたんは真夜中２時ころディスマストでリタイア、久松君の天神玉子丸はラダートラブルのため遅れて、フィニッシュラインを目前にタイムリミットにひっかかてしまいました。ヘリオスもタイムリミットを予測してリタイア、朝鳥はIMS  Aクラスで２位でした。
日曜日１１時からの表彰式を済ませ、伊東で下船した杉浦さんにかわって、杉原さんが誘ったカナちゃん、エリちゃんが乗り込み、切角初島まで来てくれたのに、ここで帰れば２千円で済むけど、ヴィーヴルまで乗っていくと帰るのに１万円かかってしまうと言う刀淑子ちゃんに送られて１２時過ぎ初島を離れました。穏やかな海で石廊埼から２６５度、大王埼をダイレクトに目指して走りましたが、予想したほど黒潮に押されることなく、月曜日朝１０時に帰着できました。　　　by 徳子

７月２１日、２２日　５ヶ所湾の花火大会に合わせ、吹原さん、内山田さん、玲子ちゃん、日比野さん、私（植田）プラス祥子に若い３人のゲストを迎え夏の海を満喫しました。
２１日は生憎どしゃぶりの雨で花火大会パレードには参加できず。しかし２２日はまさに夏といった日になり海水浴を楽しみました。後半は酒井さんグループのバナナボートにチャレンジ。大変エキサイト、猛スピードで海に叩き付けられました。後で分かったことですが、日比野さんが耳の鼓膜を損傷、天野さん（ゲストの女性）が肋骨を骨折。バナナボートには気を付けましょう。なお、ゲストの女性から感想が来ているので掲載します。　（by 植田）

 三重とは思えないきれいな風景＆優雅な時間を味わえました。クルージング、無人島。夜は花火をみながらのお食事。とっても内容の濃い2日間でした。植田さんの意外な一面もみれましたし、皆さん会社では威張っていても、娘さんには頭があがらないんだなぁ、と思いました。ずっとゲストのままでいたいような気分ですが、次回は奴隷として参加させていただきます。　（杉浦  愛子）
朝、待ち合わせ場所に現れた、植田さんと植田さんのそっくりな娘さん（しょうこちゃん）を見て、何か新鮮な気分で豊田を出発。おてんば３人娘が後部座席でずっとしゃべっていたから、植田さんはきっとうるさかったことでしょう。初めてヨットに乗り、船酔いしそうな揺れだったけど、風を感じながら進むのがこんなに気持ちよいとは！と心の中で絶賛。きれいな風景をぼんやり見ながら、お酒も入ってた事もあり、気持ちいい気分に浸ってました。海をおよいで、誰もいない島の海岸まで行き、こんな奇麗な所が三重にあるなんて！と感動。ダイビングにいい所がありそうだし、新鮮なサザエはすごくおいしいかったし、夜の花火に忘れられないバナナボート！ものすごく満喫した２日間でした。帰ってきてから解った骨折は笑えましたが。またぜひ誘って下さい。（天野 淳子）
クルージングなんて初めてで、のんびりご飯を食べながらビールやらワインやら飲めて、極楽気分でした。しょうこちゃんの操縦技術が光ってましたね。思っていたより、三重の海が奇麗で透明でびっくりしました。また誘って下さい。（岩田　奈緒子）

６／３０と７／１の土日のＶＯＣは、我々グループには珍しくというより、初めてではないかと思われる記念すべき男ばかりの２日間であった。降りそうな雨を心配しながら土曜日の朝、空のポリタンを積んだ我が愛車カルディナは吹原さんと山ちゃんを迎えに吹原さん宅へ、そこでまず、ちいちゃんは仕事の都合でＮＧ（女性×１号）。男３人で走り出し、名四の安売りスタンドで軽油、その次は、津の朝日屋で夕食の焼肉用の肉、特に今回は奮発してステーキ用１００グラム３５０円のランブ肉も買い、そのあと「ぎゅうとら」といつものパターンで１２時頃ＶＯＣへ到着。先に着いていた内山田さんはブラシを持ってデッキ掃除中（最近、内山田さんはデッキ掃除に燃えています。皆さん内山田さんの楽しみを取らないよう協力お願いします）。
藤田さんも参加し、まずはビールと差し入れの日本酒でのどをうるおし、「ぎゅうとら」で買ってきたあなごの天ぷら入りそばで昼食（あなごのてんぷらはいまいちでした）。そのとき内山田さんから、今夜来る予定の玲子ちゃんがＮＧとのこと（女性×２号）。あとは杉さんがつれてくる予定の満美ちゃんだけ！と思っていたら、杉さんから無情のｔｅｌ、なんと満美ちゃんがゲロゲロパーになり来られなくなったとの事（女性×３号）。皆、ショック！ショック！。それでも食事のあと、まずは仕事をと、軽油とエンジンオイルの補充。そのあと、吹原さん、内山田さん、山ちゃんはマンションへ（１部屋でマンションとはおこがましいため、今後はフラットと呼ぼうということになりました）。私は藤田さんとゾディアックの下架。クラッチが切れにくかったが試運転もＯＫ。私は一旦フラットへ、藤田さんは仕事へ。フラットでは、より快適にするために、網戸の取り付け、照明、カーペット、ソファーベッドの交換などをやろうということになった。
そのあと、最近新聞で話題になったメガフロートを利用した巨大釣り堀を見学に行こうということになり、到着されたばかりの田北夫妻も誘い、ゾデアックでさざら浦へ。メガフロートを海上から見学し、ついでに南勢リゾートも見学に行こうと走り出した頃から、うしろのフロートとハルの隙間から浸水がひどくなり、一旦南勢リゾートのポンツーンへ係留。一時はエンジンの下側が少し水に浸かるまで浸水したが、なんとか浸水をとめ、水をかきだして帰路についた。そうめん浜をすぎたあたりで、それまで順調に回っていたエンジンが警報とともに急に停止してしまい、皆どっきり。結局エンジンオイルが少なかったことが原因らしいと判明し、なんとか無事ハーバーへ到着。水漏れの原因調査のため上架したところ、浸水の原因は、なんとキングストンのはめ忘れにより船底のほうに水がはいってしまったことだった。
杉さんも到着し、焼き肉でハッピーアワーとなったが、吹原さん、内山田さん、藤田さん、山ちゃん、杉さんと私の男ばかり６人では、花のある話題とはならず、どうしてもまじめな話になってしまったが、しかし、吹原シェフの焼き肉やステーキはおいしく、それはそれで楽しかった（○○さんはあちこちの女性へｔｅｌ、△△さんは「男ばかりもいいね」と何度も繰り返したが、決して負け惜しみではありません！！）。その後、田北夫妻が来艇され、紅一点の昌子さんが参加されたとたん、種なしブドウから始まって、いつもの楽しい話題となった。

翌日は、梅雨が明けたかと思われるほど良い天気となり、朝食後さっそく出航。杉さんは所用のため下船、藤田さんは仕事で乗れなかったが、吹原さん、内山田さん、山ちゃん、私の４人でセーリング。風も１０ノット程度とほどよく、本当に気持ちよく久しぶりのセーリングを楽しんだ。
昼過ぎに帰港し、昼食のため来来軒へ、生ビールと冷やし中華でおなかを満たしたあと、帰艇し後片付け、下船して解散した。帰りに網戸の採寸のためフラットに寄ったついでに吹原さんがシャワーをあびようとしたが、湯沸かし器の調子が悪く結局水シャワーでがまん。山ちゃんはわざわざボートハウスまで戻ってシャワーでした。（酒井さんよろしくお願いしまーす） 梅雨の中休みか天気にも恵まれ、男ばかりのＶＯＣ２日間でしたが楽しく過ごすことができた。（決して負け惜しみではありません！！！？？？）      by 日比野

土曜日の朝、前夜から泊まり込んでいた丹ちゃん、当日早朝に来てくれた杉さんと、藤田さん達で船を回し上架作業を開始し、途中から到着した私も手伝った。
藤田さんは例によってウエットスーツを着用し、船底を確認しながらの作業となり、フジツボでセンターボードが完全には上がらなかったが、なんとか大きなトラブルもなく１０時３０分頃無事に上架完了できた。途中「ぎゅうとら」で食料や飲み物の買出してきた内山田さん、玲子ちゃん組も到着し、本日のメンバー全員が揃った。
さっそく、男全員で船底とペラの掃除、紅一点の玲子ちゃんは食料、飲み物の整理と昼食の準備を始めた。
船底のフジツボを落としたら、内山田さんは船底の高圧洗浄、杉さんと丹ちゃんは船内からセンターボードとケースのフジツボ落とし、私は藤田さんの指示でペラの分解、グリスアップ、組み付けとペーパー掛けと、各人なんとなく分担が決まり作業した。途中、玲子ちゃんの明太子スパゲッティ＆サラダで昼食（おいしかった！！　玲子ちゃんを見直しました）。今年は、徳子さんは豪華客船による世界一周中、優さん夫妻はフロリダへフルムーン旅行中と、人が少なくたったこの５名で、あのでかいシャングリラの船底掃除をおこなわなければならないため、昼食後早々に作業開始。３時の休憩もなく皆がんばって、なんとか６時前に船底＆センターボード洗浄とペラの下塗りまで完了できた。五ヶ所温泉で一日の労働の汗を流し、元座で生ビールから始まり、いつもの「いわしの天ぷら」等、最後は「あおさ汁」で締めた夕食で満腹となり船に戻ったところ、田北先生ご夫妻が来艇し、徳子さんの体重当てトトカルチョやＴ＆Ｔでのレース再開などの話で盛り上がった。しかし、田北先生が飲み屋で知り合った人の刺し網漁に誘われていたため早めに帰られ、我々も今日の仕事の疲れからか１０時頃には皆寝てしまった。
翌朝、また、下山のさっちゃんこと鈴木君や、酒井＆ちえちゃん、杉浦君とまめ金（川角君の長男）が駆けつけてくれ、酒井さんのサイパン土産「チャモロペッパー」と「ビーフジャーキー」、そして、田北先生から刺し網漁の獲物として大きな「あおりいか」１匹が差し入れられ、昨日とちがい朝から宴会モード。しかし、そこはまじめな今回のメンバー、やることだけはやらなければと、適当に宴会を切り上げて、本日のメイン作業である船底塗り開始した。人数が増え、余裕が出来たのでの、テンダーのエンジン整備と船底塗り、そして、ドグハウス上の両ウインチの分解整備までおこなった。また、作業の合間には藤田製一人乗りキールボート、通称「きんさんぎんさん」の試乗会やカタログ用撮影等も楽しんだ。
昼食は私の特製「伊勢うどん」だったが、「伊勢うどんのたれ」が足らなくなり、終わりのほうの人は「そうめんつゆうどん」になってしまった。昼食後も仕事も順調にはかどり、船を下架するのは藤田さんにお願いをし、５時３０分頃作業完了し解散した。
今回、賄いをほとんど一人でやってくれた玲子ちゃん、船底の高圧洗浄を全部やった内山田さん、船内からセンターボードとケースのフジツボ落としやウインチ整備を担当してくれた、杉さん、丹ちゃん、お疲れさまでした。また、日曜日に応援に駆けつけてくれた皆さん、ありがとうございました。両日とも天候に恵まれ、船底塗りも２回、ペラ塗りは３回、テンダーのエンジン整備やウインチ整備等ほぼ目標の整備を終えることができました。まだ、少し整備する必要な事は残っています。順次おこなっていきますのでご協力お願いします。  by 日比野

参加者；吹原夫妻、杉原、西、多香江、藤田、植田、鈴木、日比野、陽子、酒井夫妻、田代、安藤家族、純子、内山田親娘、魚住、（トヨタ自動車）加藤和也、高木、大久保、（シーファーラー）春日井夫妻、（長門丸）ケヴィン、（竜仁）英竜、徳子
以上の大勢の方が参加して下さいました。勿論、秀美さんと淑子、章子の二人のお嬢さんたちにもお出で頂きました。
先週とは打って変わって春めいた暖かい日曜日で、先ずこの日の最初の行事は、テンダーの命名式と進水式です。いろんな候補の中からShangurila　SSと決まったものの読み方はどうするか？　佐々木忍を偲ぶ、シルバー・シャングリラ、セクシー・シャングリラ、なでましたが、スモール・シャングリラの意味でSSと呼べばいいのではないか、となりました。実は進水式に先立って、船外機の調子確認のため１度テンダーを浮かべてみました。そして浮力テストを兼ねて何人乗れるかを試し、１０人乗って見たのですが、一応これはクリアしたももの、５人くらいが適切乗員のようです。台船から一人前に下ろされたテンダーには日比野、植田、玲子、りょうこ、純子が試走し、会場をクラブハウスに移しました。
１９９８年の納会の時の写真を延ばした佐々木さんの遺影を飾り、花束、参加者の皆さんからのお酒が並べられて、パーティです。代表内山田さんの挨拶に続いて、食事をしながら一人づつ佐々木さんの思い出を語りましたが、誰の話にも思い当たる佐々木さんのイメージが沸きあがってきました。でも本当に早いものでもう１年が過ぎてしまったのか、という感慨に捕われてしまいます。
食事を終わって、シャングリラV,、ジュニア、竜仁にそれぞれ分乗して湾口の丹羽の散骨ポイントへ向かいました。フォーンの吹奏の許で献酒、献花をして帰港。ハーバーに帰ってからはキャビン、コックピットの２グループに分かれたメンバーでお酒を飲み、だべりを楽しみ、そして流れ解散のかたちで過ごしました。なお、この日珍しくT&T,田北先生一家の来場があり、久しぶりに顔を合わすといろんな計画が生まれるようで、優さんと先生の間で密約？があったようです。関心のある方は１度声をかけてみたら良いでしょう。

３月に別れを告げ、４月を迎えるこの週末は生憎の寒波で風も強く肌寒い日でした。でもさすがに時期的な影響だったのでしょうか、見慣れない顔も多く、また久しぶりジュニアのメンバーが顔を揃えていました。本当に久しぶりだったためか、川本家のサヤカ、榊原家のエリの大きくなっていたこと、思わず「大きくなったねエ！」と言ってしまったほど。この２家族が揃うと女、女の集まりになった感じです。
土曜日午後、潮もかなり引いたように思えたので、１人だった私は浜へ潮干狩りに出掛けました。小粒ながらそこそこ拾ったのでフネに帰ると丁度吹原夫妻のご到着、真っ赤なMRS, ナンバーも千鶴子さんの誕生日です。優さんから還暦のお祝いに贈られたもの、VOCへはまだ２度目の使用で走行距離はそれほど延びていません。皆さんVOCへ来て是非試乗させて貰いましょう。

夕飯は私の旅行のため手に入れてくれたモバイルを届けるためやって来た多香江ちゃん、久しぶりの藤田さんも加わって春を楽しみました。因みに献立は、ツクシの卵綴じ、手羽先照り焼き、春野菜（豌豆、タケノコ、）とキノコの豚肉炒め、カツオたたきといか刺身、牡蛎のお好み焼き、アサリの味噌汁でした。
翌日曜日は、来週進水予定のテンダーをチェック、制作者は重量５０ｋｇとのことでしたが、重さを量ってみると約８０ｋｇ。でもスターンに２人、バウ１人で運ぶのには支障無さそうです。艇名は今週中に決めるべきかとの意見もあったのですが、玲子広報係りと電話でやりとりした結果、どうやら来週名無しのまま進水させた上で、みんなの揃っている場所で決めましょうと言うことに落ち着きました。
来週は佐々木さんを偲ぶ会が予定されています。大勢の方が参加して下さるといいですね。

二月堂のお水取り直前だと言うのに、北陸、東北地方に大雪予想の出されていたこの週末は、ヴィーヴルでも雪を見ました。土曜日の朝、私は雪の降るなか家を出ましたが、前夜１１時頃到着した吹原夫妻は、大潮で桟橋は急傾斜の上ツルツルに凍っていて更にうっすらと白くなっているため滑りそうで、フネに乗り移るのも怖かったそうです。特に予定があった訳ではありませんでしたが、私はニッポンチャレンジのガレージセールの折買ったデッキブラシを２本と包丁を持参しました。加藤刑事が来るかもしれないとお昼ご飯の準備をどうしようかと言っている所へ私が到着。予定確認のため電話をしましたが、彼は２日前に抜いた親知らずの激痛に耐えているとのこと、とても来られる状態ではなかったようです。それではと、食事は来来軒へ。他の客がいなかったためもあったのか、先週はスキーに行って来たと話すと、マスターはスキーの話にのめり込んで来てしまい、おしゃべりに終始することになった２日間の幕開けになりました。
夕飯も３人だけなので、どこかに食べに行こうと予定していたのが、ぎゅーとらに行ってみると、美味しそうな魚が沢山あるのです。夜、ケヴィンが来る筈ということもあって、フネで食べることに変更。真珠貝貝柱とトンボとろの刺身、ジャコ釜揚げの下ろし和え、２０センチほどもあるヒシ？の煮付け、ほうれん草のお浸し、茹でブロッコリー、肉じゃが、と豪華な夕食になりました。ケヴィンは５年後には世界周航に出たい、今年９月にもう１人子供を作って４人でクルージングに行く、と熱を込めて話し込みます。優さんはニュージーランドで暮らしてみたい、そしてバンクーバーに行くことになるかも知れないと千鶴子さん、私には世界一周旅行が目前に迫っています。シャングリラのキャビンにはどうも世界地図が必要のようですヨ。
日曜日の朝、シーファーラーの春日井さんが２年振り、ジンバブエから帰ってきたマキちゃんを伴って来艇。ケヴィンの友達、柴原さんもやって来て賑やかな日になりました。シーファーラーには紆余屈折があったようですが、アリランレースに出たいとか、話が弾みます。そして何かの調子で「本当にのんびりとしたいねー」と言う春日井さんの一言から、「リタイアすれば良いヨ」と誰かの無責任な奨めに、春日井さんが乗ってしまったのです。急遽リタイアを祝う宴を開こうということになり、ケヴィンは抜け目なく長門館に予約を入れてしまいました。でも、珠ちゃんのお父さんのお心遣いを頂いて、てっぱり料理を３０００円で（飲み代をいれて！！）ご馳走になってしまいました。ともあれ、食べ疲れ、話疲れた２日間だったようです。             

いよいよ２１世紀の始まり、２００１年お正月のヴィーヴルはやはり賑やかでした。何しろ年の幕開けは、Happy New Year！のかけ声と共に竜仁から舞い上がったフレアーが山火事となり、消防車数台の出動となってしまったのです。もっともシャングリラＶのキャビンではけたたましいサイレンの音を、真面目に訓練をやっているんだなアと感心していただけとのこと。元旦の夜には、田代、杉原、吹原夫妻、礼子、徳子、加藤浩が揃いました。夕食はローストビーフ、クレソン添え、温野菜の人参、ポテト、サラダ、焼き蛤と豪華メニューです。勿論飲み物はワイン（カリフォルニア、ボルドー）、日本酒（久保田、宮の雪、呉春）、バーボン（ジャックダニエル）、ジョニー・ウォーカーウィスキーと選り取り見取り。正にお正月満喫でしたねェ。
２日は志摩ヨットハーバー恒例の餅つき大会。この日の朝やって来た内山田、玲子親娘も加わって、各艇からの人達と一緒になり、交代で杵を振り上げました。先ず大半の人はやり付けない作業なので、姿勢も動作もぎごちなく、その度にヤジが飛びます。臼を叩き付けてしまった人もいました。（誰かな？）そんな中で、力強く、バッシと決まった搗き方をする人が現れるとそれはそれで、歓声が上がります。あちこちで撮影会さながらにカメラが向けられ、撮る人撮られる人が入り交じって笑い声が絶えません。餅つきは終わっていましたが、酒井夫妻と知恵＆ユーサクが到着、テニスをするグループとキャビンでおしゃべりをするグループに分かれ、それぞれの午後を楽しみました。酒井ファミリーは、鳥羽の太助でお寿司を食べるとのことで、離艇となりましたが、この夜は、ケビンから大量に牡蛎の差し入れがあり、ナマ牡蛎の他、土手鍋が夕食です。お玉で掬う度に「また牡蛎が入っちゃったよ」という位、堪能しましたが、最後に蛤を入れてみたところ、これが何とも美味で、あぁ幸せーという気分になりました。夕食後は竜仁からの戸塚兄弟を交えて、ジェンガ、ウノ大会が３時過ぎまでバトルを繰り広げたとか。
３日は、４，５日に来るという日比野さんを待つ吹原夫妻を残し、各自の時間でみんなフネを離れましたが、あとはどんな具合に過ぎたのでしょうか？